事業案内

鋼の耐摩耗性を高める技術として知られる高周波焼入れなどの熱処理加工をはじめ、旋盤加工や研磨加工、歪矯正などを行っています。大阪府東大阪市に本社工場と第二工場を設け、それぞれの工場では充実の設備とそれを使いこなすスタッフを配置することで、高品質かつコストパフォーマンスの高い製品をお届けしています。

熱処理事業部

木本電子工業株式会社の熱処理事業部

熱処理事業部 練られ熟した熱処理加工職人技

高周波焼入れは耐摩耗性を誇る特殊技術とされています。木本電子工業の高周波焼入れは、φ3で・500mmの極小シャフトから、φ450・2000mmの大型シャフトまで対応することのできるスペックを備えています。

我が社の高周波焼入れ加工を行った製品は、自動車部品や建設機械部品、工作機械部品・弱電部品・原子力部品などに使用されています。数々のお客様より製品に対する厚い信頼を頂いた結果であり、人命に関わる重要部品に携われていることを誇りにしております。
さらに、高周波焼入れの製品精度をさらに上げるべく、「焼入れ不良の撲滅」を目指した5ヶ条を掲げ日々邁進しております。

製造部・焼入れ現場での5ケ条

一、冷却水量水圧は、毎段取り交換後素手で確かめること

一、3号機以外のストレーナー交換は週一回必ず行い、定期点検チェックシートに記入すること

一、ピン・シャフト類は、テンパー効果を出すために隙間を与えること

一、コイル修正は使用後。コイル修正箱へ入れること

一、身の回りの整理・整頓・清掃を行うこと(3S)

本社工場・製作の流れ

材料入荷から熱処理、出荷までの製作の流れ(熱処理)

加工事業部

木本電子工業株式会社の加工事業部

加工事業部 磨き上げた技が磨きをかける

加工事業部では、持ち込み品への旋盤加工・研磨加工の対応はもちろんのこと、素形材の仕入れからも行っております。

技的資源

加工事業部の旋盤技術では100分台の仕上げを、研磨技術は1000分台の技術を誇っており、お客様のご要望に応えることが可能なスペックを備えています。この技術力を備えた人材こそが、我が社の重要な資源と自負しております。
お客様を技術でで支える仕事に自信と誇りを持って、懸命に取り組んでおります。

第二工場・製作の流れ

素形材入荷から加工、出荷までの製作の流れ(加工事業)